グリムだけが童話じゃない!日本発祥の童話作家 小川未明
こんにちは、ブログの中の人3です。
当サイト「本の雑学ブログ | 日本出版サービス」では、
気になる本や本に関するちょっとした雑学、
そして特に自慢にはならないけれども知っていると自己満足度合いが高まる
といった内容を記事にしていきたいと思っています。
今回は日本の童話についてご紹介します。
童話といえば、アンデルセンやイソップなど、
海外の作品を想像する方が多いのではないでしょうか。
恥ずかしながら私もその一人で、日本で童話というと、
「桃太郎」や「浦島太郎」など、 一般的に『昔話』と呼ばれるものしか想像できませんでした…
ですが、 グリム童話にも負けない素晴らしい童話作家が日本にもいらっしゃったのです。
その方こそ、日本のアンデルセンと呼ばれる日本童話文学の父、 小川未明さん です。
かの小説家、 坪内逍遥さんらの指導を受けた小説家であり、
児童文学の近代化、地位の向上に貢献した方と言われています。
学生時代、歴史の教科書にも登場した児童雑誌「赤い鳥」にも多数執筆されています。
そんな小川未明さんの代表作は「赤い蝋燭と人魚」
この機会に一度読んでみたのですが、
なるほど、 グリム童話に負けずとも劣らぬ因果応報!
物語のターニングポイントを担うお爺さんとお婆さんはもちろん、
発端となった身重の人魚自身にも降りかかったとも考えられるラスト。
これは子供はもちろん、大人が読んでも面白いと思います。
そんな日本のアンデルセンこと小川未明さんの童話全集がこちら。
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定本 小川未明童話全集 〔全16巻+別巻解説1〕
先ほどさらっとご紹介した「赤い蝋燭と人魚」はもちろんのこと、
小川未明さんの童話作品698点を集めた盛りだくさんの全集です。
ぜひご覧ください。
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