本の雑学ブログ | 日本出版サービス

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時代小説との出会い。 吉川英治三国志。

ぼくが初めて読んだ時代小説は吉川英治三国志だ。小学校6年生の時だった。それまでは『エジソン』『ヘレンケラー』とか伝記物を祖母から買ってもらっていたが、活字が読むのが辛くて最後まで読みきれていなかった。初めて活字の本を最後まで読み切ったのは吉川英治三国志だ。

 

これも祖母に買ってもらったのだか、とても面白かったので一巻の終わりまで読み切ることができた。ただ当時のぼくには読めない漢字や意味のわからない漢字が多く、国語辞書で調べて意味や読みがなを赤鉛筆で直接本に書き込んでいた。前実家に帰った時に、久々に吉川英治三国志を手にとってみて、もう30年近くも前の赤鉛筆の読みがなを見て、何とも言えない感情がぼくの中に湧いた。

 

小学生の時に読んだ時と、今読むと当然だが、受け取り方が変わって来る。子供の頃は単純に呂布がカッコいいとかぐらいだった。20代での捉え方や、30代の捉え方もまた、違う。また50歳になったら変わるのだろうか?

 

ぼくに歴史の楽しさを教えてくれた、吉川英治三国志。今まで50回は読み返しただろうか。今後もぼくの人生の中で、いろいろな事を教えてくれるに違いない。

 

 

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