日本史にふれる夜 その5
ブログの中の人2 第5回目の投稿
に続き
今夜も白洲次郎について書いていきます。
はっきり物を言える交渉力も評価され
吉田茂から終戦連絡事務局の参与を委任された次郎。
GHQと戦後の交渉をすすめることとなります。
そんな中
彼は「従順ならざる唯一の日本人」とGHQに言わしめた
出来事がおこります
それは
次郎が天皇からのプレゼントをマッカーサーに届けた時
そのプレゼントを隅に押しやったマッカーサーに対し
「仮にも天皇陛下からの贈り物をその辺に置けとは何事か」
と怒鳴りつけた出来事です。
プレゼントを持ち帰ろうとしてマッカーサーを慌てさせたと
言われていますが
確証はないのも事実です。
しかし
「日本は戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」
というプリンシパルが彼の中にあったからこそ
アメリカに完全に屈した交渉がすすむことなかったことも事実です。
そして完全に屈しない交渉者がいたからこそ
一方的でない講和につながったのです。
歴史の人物をクローズアップすると
どんな性格でどんな行動をなぜしたのかが
見えてくるものですね。
近々また歴史にふれる夜で
歴史上の人物について書いていきたいと思います。
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