本の雑学ブログ | 日本出版サービス

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伊勢神宮

伊勢神宮

 今回は三国志ではなく、伊勢神宮を取り上げたいと思う(三国志についてはまた書きます。書くことはたくさんあるので。)

NHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組で伊勢神宮について放送していた。今年は式年遷宮の年だそうな。式年遷宮は現在の社殿の隣の敷地にまったく同じ社殿を建て替える。これがおよそ1300年間繰り返されてきた。こうして20年ごとに新しい社殿に神様が引っ越し、1300年たった今でも当時と同じ建築法式が伝承されている。

 20年ごとにつくられるのは社殿だけではない。1600にもおよぶといわれている宝物も全く新しく作り替えられる。神宮徴古館では以前の宝物が展示されている。

日本書紀によると、伊勢神宮のはじまりは大和朝廷が天照大神を祀ったことにあるとされている。神話によると天照大神は奈良盆地にいたがより居心地のよい場所を求めて伊勢に向かった。その案内役は猿田彦が務めたという。

また伊勢神宮には天照大神だけではなく、地元の豪族の神を祀る場もある。大和朝廷は地元の豪族に天照大神に食事を作るという役割を与え、共存していた、と考えられている。当時の大和と伊勢の文化の融合の跡が見られるらしい。 

 

 また伊勢神宮の社殿についても非常に興味深いものがあった。伊勢神宮の社殿のデザインはとてもシンプルだが、このシンプルさの中に最大の芸術があるとの評価を受けている。装飾によるデザインよりもシンプルさの中に芸術性を出す、というのはとても評価されるものらしい。ぼくは全く門外漢だが、ホームページを作成するときもシンプルに以下に見栄えがよいものを作れるか、というのが自分の中でのテーマの一つでもあるので、伊勢神宮の社殿と共通しているものがあるかもしれない。

 番組では他にも天武天皇持統天皇伊勢神宮との関わりなども開設されていたが、小1時間の番組の中でも新たな発見がたくさんあった。日本人なら一度は行くべきと言われている伊勢神宮。今年中に一度は行ってみたいなと思う。


伊勢の神宮 神の住む杜 12か月

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